サーバーOSを異なるPCに移す その2 [Operating System]
4. ブータブルメディアの作成(Server版)
次に、移行先のPCに、バックアップをしておいたシステムイメージを書込むための、起動用メディアを作成するのだが、OSにはWindows PEまたはLinuxを選択出来、メディアにはDVD-R(W)またはUSBフラッシュメモリに作成が可能で、AOMEI社のサイトによれば次の様な特徴があるとのことだ。
Windows PEのブータブルメディアは、作成前にWindows AIKをインストールしておく必要があり、バックアップ機能や検索機能に加えハードウェアRAIDをサポートしているが、反面Linuxのブータブルメディアはこれらの機能はないが比較的簡単に作成が出来ると謳われている。
こうした特徴を理解した上で起動用メディアを作成するには、[ユーティリティ]タブに移動し、表示されるオプションメニューから、[ブータブルメディアの作成]を選択する。
[ブータブルメディアの作成]ポップアップウィンドウで、[ブータブルメディアの種類]としてLinux とWindows PEの2種類からの選択を聞かれるが、Linuxのスキルが無いに等しいこともあり、今後試してみたいハードウエアRAIDのサポートにも魅かれ、また遊んでいるUSBフラッシュドライブも無かったので、今回はお勧めのWindows PEでのブータブルディスクの作成を選択し、先に進む。
表示が[Windows PEディスクの作成]に変わり、[PEブートモード]で作成するブータブルディスクを使うコンピュータが[レガシーBIOS]か[UEFI]を選択し、ブータブルディスクを作成するコンピュータにWindows AIKがインストールされていない場合は、[インターネットから……ダウンロード]に[]をし先に進む。
表示が[メディアの宛先を選択]に変わり、起動用メディアの選択肢が3つ表示されるが、何とあろうことか未使用のUSBメモリもDVD-Rのブランクディスクも手持ちがなく、古風で手間の掛かる[ISOファイルをエクスポート]を選択し、ISOファイルの書出し先のパスを指定したら先へ進む。
表示が[進捗]に変わり、初期化がされた後Windows AIKのダウンロードがされるが、DLが遅い場合は別の対応も可能だと下部に注意書きがされている。
ダウンロードが終わるとISO進行表示バーの伸び具合と説明文から作業の状況を把握し、ISOファイルの作成を淡々と待つ。
時間の経過とともに進行表示バーが右端まで伸び、無事にISOファイルの書出しが済んだら、[完了]で終了する。
その間に近くのコンビニで朝食とブランクディスクを買い、指定したパスに書出された[ampe.iso]ファイルの内容をDVD-Rに書込んでブータブルメディアを作成する。
5. ユニバーサル復元の実行
いよいよ、バックアップをしておいたシステムイメージから、ハードウェア構成の異なる移行先のコンピューターに、BSODを食らわずに起動するようにリストアWindowsを行う。
移行先のNASにUSB接続の外付けDVDドライブを取付け、ブートデバイスとして設定し、作成したブータブルメディアを入れたら、電源ボタンを[ポチっ!]としAOMEI Backupperを起動する。
ちなみに、ブータブルメディアのBIOSまたはUEFI選択と、起動するマザーボードのBIOSまたはUEFI仕様が合っていないと、起動後に[A disk read error occurred …]等のメッセージが表示され、先に進まないので注意が必要だ。
無事に、ブータブルメディアからWindows PEが読込まれ始めると、[Loading Files…]のメッセージと共に進行表示のバーが伸び、続いて画面中央にブルーのWindowsマークとドット表示のサークルが現る。
続いて、Windows PEのウィンドウが現れ[Running wpeinit... Driver Loading... ………]と表示された後、AOMEI Backupperのロゴマークに[Loading, please wait...](何故か英語のメッセージ)と表示される。
その後無事に起動したら[復元]タブをクリックし、[復元]のオプションメニュー左上部の[System Restore]と表示された右の[▼]ボタンで[Universal Restore]を選択すると、右側の選択肢表示が消える。
文字が全て英語表記になっているのは、ブータブルメディアを作成する際に、AOMEIのサイトからダウンロードしてきたWindows AIKの文字セットが英語だからではないかと推察している。(以前別エディションのBackupperで、Microsoft社のサイトから直接Windows AIKをDLし、ブータブルメディアを作成した際は日本語表示だった様な幽かな記憶がある。)
デフォルトとは別のドライブにバックアップされているイメージデータから復元したい場合や、今回の様にネットワーク上のNASにシステムイメージを保存した場合は、[パス]」ボタンで保存フォルダを選択し手動でシステムイメージを追加するのだが、今回の環境ではお約束のアクセス権を確認される。
復元したいバッククアップイメージの保存先のフォルダを指定すると、イメージデータの一覧が表示されるので、復元したいバックアップイメージを選択し[次へ]で先に進む。
復元したいバックアップイメージを指定すると、[バックアップポイント]のオプションメニューに変わり、選択したバックアップイメージが表示されているので、元のパーティション以外のパーティションに復元したい場合は、[システムを他の場所に復元]を選択し対応することが出来る。
復元したいバックアップイメージを特定したら、[パーティションの復元]オプションメニューに変わるので、復元先のパーティションをビジュアルに表示される[ディスク]と[パーティション]から特定し、[次へ]で先に進む。
[操作概要]オプションメニューに変わるので、ソースとターゲットパーティションの内容など[実行される操作の内容]を確認し、
・[パーティションサイズの変更]
・[ユニバーサル復元]
・[SSDを最適化]
をする場合は、左下部で設定し、ボックスにチェックを入れて「開始」する。
[システム復元の進捗状況]表示に変わり、リストア作業の初期化、復元先のボリュームチェック、システムの復元、データのコピー、システム設定の更新、ユニバーサル復元の開始と進み、バーが右端まで進み[無事に終了!]と言われ、何もせずに済んだことに拍子抜けをしたが[完了]する。
画面の表示が[ホーム]メニューに戻り、復元をしたシステムイメージデータが表示されているが、ウィンドウ右上の[×]ボタンでお疲れ様と終了すると再起動が掛かる。
USB接続デバイスから起動しない様、デバイスを外すか、[F8]で起動デバイスを指定するなどして、復元したデバイスから移行したサーバーOSを起動させる。
[ユニバーサル復元]の仕組みから、起動に必要なデバイスドライバーを組込む必要があるのではと思ってはいたのだが、ブータブルメディアに組込んだWindows PEのバージョンが新しかったことに助けられたのか、あっさりと異なるハードウェア環境のコンピュータで、これまで使っていたOSが起動する様になってしまったのには少々驚いた。
[ユニバーサル復元]機能は、AOMEI Backupperの復元関連の追加機能になり、従前の復元機能との違いは、システムイメージをバックアップしたコンピュータとはハ-ドウェア構成の異なるコンピュータに、バックアップイメージを復元するという、マイグレーションの際には非常に有難いものだ。
とはいうものの、完璧に移行できる訳ではなく、[ユニバーサル復元]機能を使い、異なるハードウェアへシステムイメージを復元した後は、ディスプレイ、NICコントローラ、オーディオコントローラ、USB3.0コントローラなどの多くのデバイスドライバを再インストールする必要がある。
とヘルプガイド等にも書かれていて、最低限移行先のコンピュータから起動できる環境(=システムデバイスを認識できシステムファイルを読込める状況)にするまでをミッションにしているようで、そこから先は[アナタ次第!]だ。
このテーマは終了!
次に、移行先のPCに、バックアップをしておいたシステムイメージを書込むための、起動用メディアを作成するのだが、OSにはWindows PEまたはLinuxを選択出来、メディアにはDVD-R(W)またはUSBフラッシュメモリに作成が可能で、AOMEI社のサイトによれば次の様な特徴があるとのことだ。
Windows PEのブータブルメディアは、作成前にWindows AIKをインストールしておく必要があり、バックアップ機能や検索機能に加えハードウェアRAIDをサポートしているが、反面Linuxのブータブルメディアはこれらの機能はないが比較的簡単に作成が出来ると謳われている。
こうした特徴を理解した上で起動用メディアを作成するには、[ユーティリティ]タブに移動し、表示されるオプションメニューから、[ブータブルメディアの作成]を選択する。
[ブータブルメディアの作成]ポップアップウィンドウで、[ブータブルメディアの種類]としてLinux とWindows PEの2種類からの選択を聞かれるが、Linuxのスキルが無いに等しいこともあり、今後試してみたいハードウエアRAIDのサポートにも魅かれ、また遊んでいるUSBフラッシュドライブも無かったので、今回はお勧めのWindows PEでのブータブルディスクの作成を選択し、先に進む。
表示が[Windows PEディスクの作成]に変わり、[PEブートモード]で作成するブータブルディスクを使うコンピュータが[レガシーBIOS]か[UEFI]を選択し、ブータブルディスクを作成するコンピュータにWindows AIKがインストールされていない場合は、[インターネットから……ダウンロード]に[]をし先に進む。
表示が[メディアの宛先を選択]に変わり、起動用メディアの選択肢が3つ表示されるが、何とあろうことか未使用のUSBメモリもDVD-Rのブランクディスクも手持ちがなく、古風で手間の掛かる[ISOファイルをエクスポート]を選択し、ISOファイルの書出し先のパスを指定したら先へ進む。
表示が[進捗]に変わり、初期化がされた後Windows AIKのダウンロードがされるが、DLが遅い場合は別の対応も可能だと下部に注意書きがされている。
ダウンロードが終わるとISO進行表示バーの伸び具合と説明文から作業の状況を把握し、ISOファイルの作成を淡々と待つ。
時間の経過とともに進行表示バーが右端まで伸び、無事にISOファイルの書出しが済んだら、[完了]で終了する。
その間に近くのコンビニで朝食とブランクディスクを買い、指定したパスに書出された[ampe.iso]ファイルの内容をDVD-Rに書込んでブータブルメディアを作成する。
5. ユニバーサル復元の実行
いよいよ、バックアップをしておいたシステムイメージから、ハードウェア構成の異なる移行先のコンピューターに、BSODを食らわずに起動するようにリストアWindowsを行う。
移行先のNASにUSB接続の外付けDVDドライブを取付け、ブートデバイスとして設定し、作成したブータブルメディアを入れたら、電源ボタンを[ポチっ!]としAOMEI Backupperを起動する。
ちなみに、ブータブルメディアのBIOSまたはUEFI選択と、起動するマザーボードのBIOSまたはUEFI仕様が合っていないと、起動後に[A disk read error occurred …]等のメッセージが表示され、先に進まないので注意が必要だ。
無事に、ブータブルメディアからWindows PEが読込まれ始めると、[Loading Files…]のメッセージと共に進行表示のバーが伸び、続いて画面中央にブルーのWindowsマークとドット表示のサークルが現る。
続いて、Windows PEのウィンドウが現れ[Running wpeinit... Driver Loading... ………]と表示された後、AOMEI Backupperのロゴマークに[Loading, please wait...](何故か英語のメッセージ)と表示される。
その後無事に起動したら[復元]タブをクリックし、[復元]のオプションメニュー左上部の[System Restore]と表示された右の[▼]ボタンで[Universal Restore]を選択すると、右側の選択肢表示が消える。
文字が全て英語表記になっているのは、ブータブルメディアを作成する際に、AOMEIのサイトからダウンロードしてきたWindows AIKの文字セットが英語だからではないかと推察している。(以前別エディションのBackupperで、Microsoft社のサイトから直接Windows AIKをDLし、ブータブルメディアを作成した際は日本語表示だった様な幽かな記憶がある。)
デフォルトとは別のドライブにバックアップされているイメージデータから復元したい場合や、今回の様にネットワーク上のNASにシステムイメージを保存した場合は、[パス]」ボタンで保存フォルダを選択し手動でシステムイメージを追加するのだが、今回の環境ではお約束のアクセス権を確認される。
復元したいバッククアップイメージの保存先のフォルダを指定すると、イメージデータの一覧が表示されるので、復元したいバックアップイメージを選択し[次へ]で先に進む。
復元したいバックアップイメージを指定すると、[バックアップポイント]のオプションメニューに変わり、選択したバックアップイメージが表示されているので、元のパーティション以外のパーティションに復元したい場合は、[システムを他の場所に復元]を選択し対応することが出来る。
復元したいバックアップイメージを特定したら、[パーティションの復元]オプションメニューに変わるので、復元先のパーティションをビジュアルに表示される[ディスク]と[パーティション]から特定し、[次へ]で先に進む。
[操作概要]オプションメニューに変わるので、ソースとターゲットパーティションの内容など[実行される操作の内容]を確認し、
・[パーティションサイズの変更]
・[ユニバーサル復元]
・[SSDを最適化]
をする場合は、左下部で設定し、ボックスにチェックを入れて「開始」する。
[システム復元の進捗状況]表示に変わり、リストア作業の初期化、復元先のボリュームチェック、システムの復元、データのコピー、システム設定の更新、ユニバーサル復元の開始と進み、バーが右端まで進み[無事に終了!]と言われ、何もせずに済んだことに拍子抜けをしたが[完了]する。
画面の表示が[ホーム]メニューに戻り、復元をしたシステムイメージデータが表示されているが、ウィンドウ右上の[×]ボタンでお疲れ様と終了すると再起動が掛かる。
USB接続デバイスから起動しない様、デバイスを外すか、[F8]で起動デバイスを指定するなどして、復元したデバイスから移行したサーバーOSを起動させる。
[ユニバーサル復元]の仕組みから、起動に必要なデバイスドライバーを組込む必要があるのではと思ってはいたのだが、ブータブルメディアに組込んだWindows PEのバージョンが新しかったことに助けられたのか、あっさりと異なるハードウェア環境のコンピュータで、これまで使っていたOSが起動する様になってしまったのには少々驚いた。
[ユニバーサル復元]機能は、AOMEI Backupperの復元関連の追加機能になり、従前の復元機能との違いは、システムイメージをバックアップしたコンピュータとはハ-ドウェア構成の異なるコンピュータに、バックアップイメージを復元するという、マイグレーションの際には非常に有難いものだ。
とはいうものの、完璧に移行できる訳ではなく、[ユニバーサル復元]機能を使い、異なるハードウェアへシステムイメージを復元した後は、ディスプレイ、NICコントローラ、オーディオコントローラ、USB3.0コントローラなどの多くのデバイスドライバを再インストールする必要がある。
とヘルプガイド等にも書かれていて、最低限移行先のコンピュータから起動できる環境(=システムデバイスを認識できシステムファイルを読込める状況)にするまでをミッションにしているようで、そこから先は[アナタ次第!]だ。
このテーマは終了!
サーバーOSを異なるPCに移す その1 [Operating System]
NASのマイグレーションを行なう関係から、ハードウェア構成が異なるコンピュータ間で、バックアップ&レストアが可能なバックアップソフトをあらためて試してみることにした。
こうした機能を持ったバックアップ関連製品は、数社から販売がされているので、いくつかピックアップをし簡単な概要比較をしてみる。(機能の詳細は各ベンダーの製品サイトを確認して欲しい。)
どのベンダーも無償提供されているエディションがあるが、すべてクライアント系のWindows OS対応で、今回の様にサーバー系のWindows OSを異なるハードウェアに移行する場合には使用が出来ず、期間限定の試用版を使って移行作業を行なう必要がある。
異機種間移行の機能については、数社の無償提供版や試用版でお世話になっているが、今回は何故かこれ迄お世話になった事のない、AOMEI社の[AOMEI Backupper Serve]を使ってみることに。
念のため、AOMEI Backupperシリーズの製品に含まれるユニバーサル復元機能は、メーカーのWEBサイトによれば[異なるハードウェアを使用してコンピュータにオペレーティングシステム(OS)を復元する]機能とのことで、
・ハードウェア障害が発生した場合に、素早く使用していたOS環境を復元
・複数のコンピュータに、同じオペレーティングシステムを展開
・物理コンピュータから仮想コンピュータへ、または仮想コンピュータから物理コンピュータへの移行
など、様々な目的に使用することができると書かれているので、間違いなくイケそうだ。
1. バックアップソフトウェアの入手
先ずは、AOMEI社のサイトからバックアップソフトを入手するのだが、今回のマイグレーションの対象であるNASには、サーバー用のOSであるWindows Storage Server 2008 R2 Workgroup(WSS2008R2wgr)が搭載されているので、ソフトウェアのダウンロードが可能な3つのエディションのうち、[30日間無料トライアル]版の形で提供されている[AOMEI Backupper Server]を選択し、[無料お試し]でダウンロードする。
インストールプログラムは実行ファイル形式なので、念の為にセキュリティソフトにウィルスチェックをお願いしてDLする。
・フリーウェア版:Backupperfull.exe
・Professional試用版:ABPro.exe
・Server試用版:ABServer.exe
また、NASにアクセスしているクライアントPC用には無償提供版の[AOMEI Backupper Standerd]を選択し、[今すぐダウンロード]からダウンロードする。
[フリーソフトを取得する最後の手順]という一見怖いポップアップウィンドウが現れ、サポート時の連絡先ということでメールアドレスの入力を求められるので、試用のお礼の意味も含めて入力し[今すぐダウンロード]で先に進む。
2. Server版のインストール
念のため管理者権限でインストールプログラムを起動すると、何語でインストールしたいのかを聞かれるので、表示されている[日本語]のまま先に進む。
[AOMEI Backupper Server]と表示されたポップアップウィンドウが開くので、インストール先(32ビットプログラムの様だ)とライセンス契約欄を[レ]して[今すぐインストール]で開始する。
ポップアップウィンドウ下部の表示が変わり、バー表示でインストールの進行状況が表示されるので、数分程度で終わりそうなこともありぼうっと眺めていると、デスクトップに[AOMEI Backupper Server]のアイコンが出来る。
その後ブラウザが開いてあるサイトを表示しようとするが、サーバーOSの為セキュリティ設定が厳しめなこともあり、[セキュリティの警告]で注意を促される。
必要に応じてセキュリティ関連の対応をしサイトを開くと、[AOMEI Backupperヘルプガイド]が表示されるので、項目を一通り眺め、必要な所は多少たどたどしい日本語なのはご愛嬌と受け止め読んでおく。
進行表示バーが右まで伸びインストールが無事に終わると、ポップアップウィンドウに[今すぐ体験]と表示がされるので、お約束の[ユーザーエクスペリエンスへ参加]を確認し、システムの再起動は不要なの?と思いながらも体験に進む。
3. システムデータのバックアップ
初期設定をしているのか、[読み込み中です、お待ちください...]と書かれているポップアップウィンドウが出るのでしばらく待つ。
以前に[AOMEI Backupper Server]の試用版をインストールした事があったり、30日間の試用期限を過ぎている状態の場合は、[登録]ダイアログボックスが開き[有効期限のお知らせ]が表示される。
初回の起動時には、[ホームタブ]の[AOMEI Backupperへようこそ]に[新規作成]と表示されるが、先ずはシステムボリュームのバックアップを取りたいので、[バックアップ]タブで移動する。
取り急ぎシステムボリュームのバックアップをするので、[バックアップ]タで5つ程表示されるオプションメニューから、素直に[システムバックアップ]を選択する。
[システムバックアップ]のサブメニューで、[タスク名]を後々分かり易いものに修正し、[1]の起動ドライブのシステムパーティション(C:)が自動的に選択されているのを確認する。
WEBにある使用方法を眺めると、開発元のAOMEI社のお薦めはネットワークドライブへの保存のようなので、試用のお礼の意味からも素直に誘い文句に乗ることにし、[2]の保存先をNASのネットワークドライブに割当てる。
ネットワーク上のNASのコンピュータ名を指定し、NASにアクセスしようとすると、NASからアクセスに必要な情報の入力を求められるので、ユーザー名とパスワードを入力しアクセスのお許しを頂く。
通行手形を見せ無事に関所を通過しNASに保存先を確保したら、オプション、スケジュール、スキームを必要に応じて設定し、色が変わった[開始]ボタンでイメージの作成に進む。
NASのボリュームをネットワークドライブとしての割当てずに指定したので、今度はOSから?アクセスに必要な情報の入力を求められるので、ユーザー名とパスワードを入力しアあらためてクセスをお願いする。
システムボリュームののイメージファイルを作っている様で、[システムバックアップ進行状況]に変化がない状態がしばらく続いたあと、進行に合わせバーが伸び作業情報が表示され始め、見込時間がカウントダウンされるので、次の作業の準備をしながら珈琲ブレイクをすることに。
珈琲を飲みながらバックアップイメージデータの保存先を確認すると、指定したイメージファイル名でデータが続々と書き込まれている。
今回の移行対象であるWS2008R2のシステムパーティションは40GBで、28GB弱のデータがあったので、カウントダウンの最初は15分と表示された。
進行の経過と共にバーが伸び、バックアップが終わると整合性の検証に進み、すべてが無事に終了したことを確認したら、感謝の気持ちと共に[完了]ボタンをクリックする。(最終的には25分程度だったかと。)
画面が起動時の[ホーム]タブに戻り、[バックアップ管理]サブメニューにバックアップされたデータの情報が表示されるので、念のため確認したらバックアップは終了だ。
その2へ続く
こうした機能を持ったバックアップ関連製品は、数社から販売がされているので、いくつかピックアップをし簡単な概要比較をしてみる。(機能の詳細は各ベンダーの製品サイトを確認して欲しい。)
どのベンダーも無償提供されているエディションがあるが、すべてクライアント系のWindows OS対応で、今回の様にサーバー系のWindows OSを異なるハードウェアに移行する場合には使用が出来ず、期間限定の試用版を使って移行作業を行なう必要がある。
異機種間移行の機能については、数社の無償提供版や試用版でお世話になっているが、今回は何故かこれ迄お世話になった事のない、AOMEI社の[AOMEI Backupper Serve]を使ってみることに。
念のため、AOMEI Backupperシリーズの製品に含まれるユニバーサル復元機能は、メーカーのWEBサイトによれば[異なるハードウェアを使用してコンピュータにオペレーティングシステム(OS)を復元する]機能とのことで、
・ハードウェア障害が発生した場合に、素早く使用していたOS環境を復元
・複数のコンピュータに、同じオペレーティングシステムを展開
・物理コンピュータから仮想コンピュータへ、または仮想コンピュータから物理コンピュータへの移行
など、様々な目的に使用することができると書かれているので、間違いなくイケそうだ。
1. バックアップソフトウェアの入手
先ずは、AOMEI社のサイトからバックアップソフトを入手するのだが、今回のマイグレーションの対象であるNASには、サーバー用のOSであるWindows Storage Server 2008 R2 Workgroup(WSS2008R2wgr)が搭載されているので、ソフトウェアのダウンロードが可能な3つのエディションのうち、[30日間無料トライアル]版の形で提供されている[AOMEI Backupper Server]を選択し、[無料お試し]でダウンロードする。
インストールプログラムは実行ファイル形式なので、念の為にセキュリティソフトにウィルスチェックをお願いしてDLする。
・フリーウェア版:Backupperfull.exe
・Professional試用版:ABPro.exe
・Server試用版:ABServer.exe
また、NASにアクセスしているクライアントPC用には無償提供版の[AOMEI Backupper Standerd]を選択し、[今すぐダウンロード]からダウンロードする。
[フリーソフトを取得する最後の手順]という一見怖いポップアップウィンドウが現れ、サポート時の連絡先ということでメールアドレスの入力を求められるので、試用のお礼の意味も含めて入力し[今すぐダウンロード]で先に進む。
2. Server版のインストール
念のため管理者権限でインストールプログラムを起動すると、何語でインストールしたいのかを聞かれるので、表示されている[日本語]のまま先に進む。
[AOMEI Backupper Server]と表示されたポップアップウィンドウが開くので、インストール先(32ビットプログラムの様だ)とライセンス契約欄を[レ]して[今すぐインストール]で開始する。
ポップアップウィンドウ下部の表示が変わり、バー表示でインストールの進行状況が表示されるので、数分程度で終わりそうなこともありぼうっと眺めていると、デスクトップに[AOMEI Backupper Server]のアイコンが出来る。
その後ブラウザが開いてあるサイトを表示しようとするが、サーバーOSの為セキュリティ設定が厳しめなこともあり、[セキュリティの警告]で注意を促される。
必要に応じてセキュリティ関連の対応をしサイトを開くと、[AOMEI Backupperヘルプガイド]が表示されるので、項目を一通り眺め、必要な所は多少たどたどしい日本語なのはご愛嬌と受け止め読んでおく。
進行表示バーが右まで伸びインストールが無事に終わると、ポップアップウィンドウに[今すぐ体験]と表示がされるので、お約束の[ユーザーエクスペリエンスへ参加]を確認し、システムの再起動は不要なの?と思いながらも体験に進む。
3. システムデータのバックアップ
初期設定をしているのか、[読み込み中です、お待ちください...]と書かれているポップアップウィンドウが出るのでしばらく待つ。
以前に[AOMEI Backupper Server]の試用版をインストールした事があったり、30日間の試用期限を過ぎている状態の場合は、[登録]ダイアログボックスが開き[有効期限のお知らせ]が表示される。
初回の起動時には、[ホームタブ]の[AOMEI Backupperへようこそ]に[新規作成]と表示されるが、先ずはシステムボリュームのバックアップを取りたいので、[バックアップ]タブで移動する。
取り急ぎシステムボリュームのバックアップをするので、[バックアップ]タで5つ程表示されるオプションメニューから、素直に[システムバックアップ]を選択する。
[システムバックアップ]のサブメニューで、[タスク名]を後々分かり易いものに修正し、[1]の起動ドライブのシステムパーティション(C:)が自動的に選択されているのを確認する。
WEBにある使用方法を眺めると、開発元のAOMEI社のお薦めはネットワークドライブへの保存のようなので、試用のお礼の意味からも素直に誘い文句に乗ることにし、[2]の保存先をNASのネットワークドライブに割当てる。
ネットワーク上のNASのコンピュータ名を指定し、NASにアクセスしようとすると、NASからアクセスに必要な情報の入力を求められるので、ユーザー名とパスワードを入力しアクセスのお許しを頂く。
通行手形を見せ無事に関所を通過しNASに保存先を確保したら、オプション、スケジュール、スキームを必要に応じて設定し、色が変わった[開始]ボタンでイメージの作成に進む。
NASのボリュームをネットワークドライブとしての割当てずに指定したので、今度はOSから?アクセスに必要な情報の入力を求められるので、ユーザー名とパスワードを入力しアあらためてクセスをお願いする。
システムボリュームののイメージファイルを作っている様で、[システムバックアップ進行状況]に変化がない状態がしばらく続いたあと、進行に合わせバーが伸び作業情報が表示され始め、見込時間がカウントダウンされるので、次の作業の準備をしながら珈琲ブレイクをすることに。
珈琲を飲みながらバックアップイメージデータの保存先を確認すると、指定したイメージファイル名でデータが続々と書き込まれている。
今回の移行対象であるWS2008R2のシステムパーティションは40GBで、28GB弱のデータがあったので、カウントダウンの最初は15分と表示された。
進行の経過と共にバーが伸び、バックアップが終わると整合性の検証に進み、すべてが無事に終了したことを確認したら、感謝の気持ちと共に[完了]ボタンをクリックする。(最終的には25分程度だったかと。)
画面が起動時の[ホーム]タブに戻り、[バックアップ管理]サブメニューにバックアップされたデータの情報が表示されるので、念のため確認したらバックアップは終了だ。
その2へ続く