SSブログ

Buffalo HD-QSU2/R5(IDE) を再利用する! ポートマルチプライヤ基盤取付の巻 その1 [外付HDD]

 まだ世の中はIDEのHDDが主流だったころ、大枚を投入して購入したという水牛社の RAID5対応の外付HDD、HD-QSU2/R5 の【骸】を知人から譲り受けた。

 このシリーズは、SATAのHDDを使った HD-QSSU2/R5 という型番にもう一文字「S」が付くものもあり紛らわしいのだが、間違いなくこれはIDE仕様HDDを積んだ製品で、中身のHDDはというと、時代がSATAの流れになった頃骨董品になる前に転売したとの事で、「電源は一応入るけど、HDDを付けても多分動かないジャンクだよ!」という程度のものだそうだ。

 今更IDEのHDDを取付けて使うのも芸が無いので、別の用途に使おうと入手していたポートマルチプライヤのカード(SATA5MLT:参考稀少店製?)を使って、SATA仕様の外付けケースにしてみようというのが今回のテーマだ。

IMG_1131.jpg

 ジャンク品いじりの面白いところは、ガラクタをどう再生させるところにある(と思っている)ので、何にが出来るかを考えるためには、何で出来ているかを知ることが肝心と、ブツを【裸】にするところからスタートする。

 先ずは、背面のビスを外そうと筐体をひっくり返したところ、中から「カラカラッ!」と音がすが、ビスのような大物の音ではなく、プラスチック系の軽い音だ。

 音の正体を確認するためには、何と言っても中を見なければならないので、+ドライバーを手に背面のビスを外し、次に底面の足を外して、[コ]の字のカバーパネルを開き気味に取り外し探ってみると、「ん? チップ抵抗? LED?」のような3mm位のものが、基板から剥がれて落ちているのを発見。

 確かにこれじゃあ動かないかも.....

 などと思いながら、知識もないし部品の剥がれた基盤を再利用する気もないので、何が剥がれたのかを調べもせず、せっせと他のパーツもすべて取り外し、分解した姿がコレだ。

IMG_0828.jpg
IMG_0829.jpg
IMG_0836.jpg
IMG_0833.jpg

 思った程部品点数は多くなく、大所は、筐体に電源系の基盤、制御系の基盤、表示系の基盤、電動ファンとケーブル類といったところで至ってシンプル。

 動かない制御系の基盤の代わりに、コイツ(SATA5MLT)を取付ける訳だが、オリジナルの基盤とは大きさも取付穴の位置も違い過ぎて「ダメよぉ~、駄目! 駄目!」状態。

IMG_1137.jpg

 各パーツを見比べながら少し考えて、出した結論がこれ!  名付けて親子ガメ作戦だ。

IMG_1140.jpg
 
用意するものは、

・オリジナルの基盤(180x120mm)より数ミリ大きめにカットした只のアクリル板
 (大きくしたのは取付穴加工時の割れ予防、アクリル板の帯電対策は64:無視)
・筐体への取付穴はΦ3.5mm(多少の遊びを確保)
・マルチプライヤボード(SATA5MLT)の取付穴はΦ3.0mm
・取付スペーサーとナットとビス(全て3.0mm)

 アクリル板にネジ穴を切って、取付けスペーサーを捩じ込もうかと思い、※※ハンズのような某ショップにタップを買いに行ったら、「最近取扱いを止めまして...」という落ちつき、今回はビス止めにすることに決定。(インチネジのスペーサーを使わなかったのは、単に合うナットが無いから。)

組立てるとこんな感じだ!

IMG_1141.jpg
IMG_1143.jpg


 次回は、電源ケーブルの加工とSATAコネクタの取付までの予定。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

HP ProLiant MicroSer..Buffalo HD-QSU2/R5(I.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。