easyStore H342 の4つの右側HDD用LEDを点灯させる [easyStore H342]
前回フロントパネル左側のLEDを何とか点灯させてみたので、これに気を良くした勢いで右側にある4つのHDD用LEDを点灯させることにチャレンジする。
先ずは、フロントパネル右側のHDD用のLEDが、
・本体にどう取り付けられているのか?
・どんな仕様のLEDが使われているのか?
・ H342 のM/Bにどう配線されているのか?
を再度確認する。
4つのLEDは、左側の各種LEDとは異なり、鏡面仕上げのフロントパネルにではなく、スチール製筐体のプラスチック製取付部品に、挟み込まれる形で取付けられていた。
本体への取付状況
LEDの取外しは、プラスチック製の取付部品を指で開きながら、LEDの頭を押し込めば外れるので工具レスで可能。
先っぽを良く見ると、5mm径の丸形タイプで3線の2色仕様の様で、これで[青]、[赤]、[紫]に発行することに納得する。
外したLEDケーブル
外した後のLED取付け部
H342 オリジナルへの配線パターンの確認は、先人の教えを念のために確認する。
これで具体的にLEDの取付けを検討するのだが、やりたいことは何と言っても、
【4台のHDDのアクセス状況に応じて、対象のLEDが点滅する!】
に尽きるので、各HDDのアクティブ信号を拾えない事には先に進まない。
基本を押さえるべく、素人にも何とか分かる シリアルATA - Wikipedia や、先人の教えなどを参考に、今回のチャレンジ?の方針を検討する。
回路設計や電子工作ができるスキルは持ち合わせていないので、切った貼ったの範囲の中で、4つのLEDを各HDDのアクセス状況に合わせて点滅させるためには、と条件を整理する。
事前調査によれば、
1. LEDの物理形状は、5mm径のノーマルな丸形
2. HDDのアクティブ信号は、電源コネクタの11番Pinに割り当てられている
3. 一般的なLEDは、3.3V仕様のものが多い
4. LEDには極性がある(+と-を逆に繋ぐと点灯しない)
5. 明るさを確保するには、ある程度の電流量が必要
等々の条件(これ以上難しいことは分からない)を満足させる必要があると推察。
先ずは何と言っても、電源コネクタの14番Pinの信号を取出す方法を確保することが大前提だが、H342 の場合は先人の教えの様にコネクタとケーブルで配線されているわけではなく、電源はHDDトレイ奥のバックパネルから直接供給されている。
バックパネルの外側に出ている配線のうち、4台のHDDに関する配線がそれぞれ出ているものと言えば、SATAの信号ケーブルのみ。
WEBサーフィンの中で、SATAの規格策定時にはアクティブ信号線の定義が無かった、との記述を複数見掛けていたので、どうしたものかと思案するが狭い知識の範囲ではアッという間に煮詰まる始末。
それではと、「問題の解決は現場にあり!」と多くの推理小説の定石に倣い、HDDバックパネルを詳細に眺めることに。
HDDバックパネルの写真
「オッ!」と思わず声が出て老眼鏡を掛けなおし、SATA電源コネクタの背面部を視たところ、あるじゃないですか、コネクタの半田部と11番Pinからの配線パターンが。
ただ、ここからアクティブ信号を取出すには、素人考えでも半田付けが必要になるのは、ほぼ間違いのない状況。
とは言うものの、ここで躊躇していては先に「ハイ此処までよ!」となってしまうので、在庫パーツ群の中から5mm径のLEDのついたケーブルを探したところ、緑のLED付きのものが4組見つかる。(実は後家部品の寄せ集めなので、LEDのメーカーも配線の色も2組ある状況)
一応テスターで掛っている電圧を測り、SATAの仕様からPin番号を確認(カッコ内はSATA仕様)した所、信号コネクタ側から、
1. 0V (3.3V)
2. 0V (3.3V)
3. 0V (3.3V)
4. (GND)
5. (GND)
6. (GND)
7. 5V (5V)
8. 5V (5V)
9. 5V (5V)
10. (GND)
11. (アクティブLED/スピンアップ制御)
12. (GND)
13. 12V (12V)
14. 12V (12V)
15. 12V (12V)
という結果となり、「アリャ? SATAの仕様と違うじゃん!」と思いながらも、3.5インチのHDDに1.~ 3. の3.3Vは不要だったかも思い直して配線ルートを頭の中に描く。
LEDケーブルの長さをそろえてチョンと切って先を剥いた後、エイヤッ!とばかりに-(マイナス)側を14番Pinに半田付け。
HDDバックパネルへのLED配線の半田付け状況
HDDバックパネル部の拡大写真
アクティブ信号の取出しの目途が立ったので、3.3VのLEDの動作電圧を何処から確保しようかと一通り見まわしたところ、
・バックパネルの電動FAN4Pinコネクタ
に、3.3Vの空きがあることを発見。
点灯に必要な電流が流れてくれるかを気にしながらも、LEDケーブルの+(プラス)側の4本を一束にし、コンタクトを取付けて4Pinコネクタへはめ込む。
LEDケーブル接続状況(右側コネクタの右から2番目)
あとは、色違いのケーブルの先についているLEDを、本体の取付け部品に差込むだけ。
何と、在庫のLEDケーブルを使ったので長さが足りず、電動FANの真下を横断することに。
LEDケーブル配線状況(電動FANの取付金物との干渉注意)
これで、私の理解では各HDDのアクセス状況に応じて、該当するLEDが点滅する筈なので、配線等をもう一度確認して本体のカバーパネルを閉じる。
本体に必要な配線をして、部屋の電気を消してLEDの点灯を確認しやすい状況にしてから、電源ボタンを「プチッ!」と押す。
HDDが廻り出し、「さぁ、どうだぁ!」
HDDを1番スロットにしか入れていないので、2~4番のLED動作状況を確認できていないが、一応は点滅をしているのでヨシ!とする。
素人考えで配線等をしていますので、この記事を読んだ方で内容に危険な点などありましたら、アドバイスを頂けますと有難いのですが・・・
次回 : 考え中!
先ずは、フロントパネル右側のHDD用のLEDが、
・本体にどう取り付けられているのか?
・どんな仕様のLEDが使われているのか?
・ H342 のM/Bにどう配線されているのか?
を再度確認する。
4つのLEDは、左側の各種LEDとは異なり、鏡面仕上げのフロントパネルにではなく、スチール製筐体のプラスチック製取付部品に、挟み込まれる形で取付けられていた。
本体への取付状況
LEDの取外しは、プラスチック製の取付部品を指で開きながら、LEDの頭を押し込めば外れるので工具レスで可能。
先っぽを良く見ると、5mm径の丸形タイプで3線の2色仕様の様で、これで[青]、[赤]、[紫]に発行することに納得する。
外したLEDケーブル
外した後のLED取付け部
H342 オリジナルへの配線パターンの確認は、先人の教えを念のために確認する。
これで具体的にLEDの取付けを検討するのだが、やりたいことは何と言っても、
【4台のHDDのアクセス状況に応じて、対象のLEDが点滅する!】
に尽きるので、各HDDのアクティブ信号を拾えない事には先に進まない。
基本を押さえるべく、素人にも何とか分かる シリアルATA - Wikipedia や、先人の教えなどを参考に、今回のチャレンジ?の方針を検討する。
回路設計や電子工作ができるスキルは持ち合わせていないので、切った貼ったの範囲の中で、4つのLEDを各HDDのアクセス状況に合わせて点滅させるためには、と条件を整理する。
事前調査によれば、
1. LEDの物理形状は、5mm径のノーマルな丸形
2. HDDのアクティブ信号は、電源コネクタの11番Pinに割り当てられている
3. 一般的なLEDは、3.3V仕様のものが多い
4. LEDには極性がある(+と-を逆に繋ぐと点灯しない)
5. 明るさを確保するには、ある程度の電流量が必要
等々の条件(これ以上難しいことは分からない)を満足させる必要があると推察。
先ずは何と言っても、電源コネクタの14番Pinの信号を取出す方法を確保することが大前提だが、H342 の場合は先人の教えの様にコネクタとケーブルで配線されているわけではなく、電源はHDDトレイ奥のバックパネルから直接供給されている。
バックパネルの外側に出ている配線のうち、4台のHDDに関する配線がそれぞれ出ているものと言えば、SATAの信号ケーブルのみ。
WEBサーフィンの中で、SATAの規格策定時にはアクティブ信号線の定義が無かった、との記述を複数見掛けていたので、どうしたものかと思案するが狭い知識の範囲ではアッという間に煮詰まる始末。
それではと、「問題の解決は現場にあり!」と多くの推理小説の定石に倣い、HDDバックパネルを詳細に眺めることに。
HDDバックパネルの写真
「オッ!」と思わず声が出て老眼鏡を掛けなおし、SATA電源コネクタの背面部を視たところ、あるじゃないですか、コネクタの半田部と11番Pinからの配線パターンが。
ただ、ここからアクティブ信号を取出すには、素人考えでも半田付けが必要になるのは、ほぼ間違いのない状況。
とは言うものの、ここで躊躇していては先に「ハイ此処までよ!」となってしまうので、在庫パーツ群の中から5mm径のLEDのついたケーブルを探したところ、緑のLED付きのものが4組見つかる。(実は後家部品の寄せ集めなので、LEDのメーカーも配線の色も2組ある状況)
一応テスターで掛っている電圧を測り、SATAの仕様からPin番号を確認(カッコ内はSATA仕様)した所、信号コネクタ側から、
1. 0V (3.3V)
2. 0V (3.3V)
3. 0V (3.3V)
4. (GND)
5. (GND)
6. (GND)
7. 5V (5V)
8. 5V (5V)
9. 5V (5V)
10. (GND)
11. (アクティブLED/スピンアップ制御)
12. (GND)
13. 12V (12V)
14. 12V (12V)
15. 12V (12V)
という結果となり、「アリャ? SATAの仕様と違うじゃん!」と思いながらも、3.5インチのHDDに1.~ 3. の3.3Vは不要だったかも思い直して配線ルートを頭の中に描く。
LEDケーブルの長さをそろえてチョンと切って先を剥いた後、エイヤッ!とばかりに-(マイナス)側を14番Pinに半田付け。
HDDバックパネルへのLED配線の半田付け状況
HDDバックパネル部の拡大写真
アクティブ信号の取出しの目途が立ったので、3.3VのLEDの動作電圧を何処から確保しようかと一通り見まわしたところ、
・バックパネルの電動FAN4Pinコネクタ
に、3.3Vの空きがあることを発見。
点灯に必要な電流が流れてくれるかを気にしながらも、LEDケーブルの+(プラス)側の4本を一束にし、コンタクトを取付けて4Pinコネクタへはめ込む。
LEDケーブル接続状況(右側コネクタの右から2番目)
あとは、色違いのケーブルの先についているLEDを、本体の取付け部品に差込むだけ。
何と、在庫のLEDケーブルを使ったので長さが足りず、電動FANの真下を横断することに。
LEDケーブル配線状況(電動FANの取付金物との干渉注意)
これで、私の理解では各HDDのアクセス状況に応じて、該当するLEDが点滅する筈なので、配線等をもう一度確認して本体のカバーパネルを閉じる。
本体に必要な配線をして、部屋の電気を消してLEDの点灯を確認しやすい状況にしてから、電源ボタンを「プチッ!」と押す。
HDDが廻り出し、「さぁ、どうだぁ!」
HDDを1番スロットにしか入れていないので、2~4番のLED動作状況を確認できていないが、一応は点滅をしているのでヨシ!とする。
素人考えで配線等をしていますので、この記事を読んだ方で内容に危険な点などありましたら、アドバイスを頂けますと有難いのですが・・・
次回 : 考え中!
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