HP ProLiant MicroServer N36L をイジる! 電源ユニット交換の巻 その2 [MicroServer]
自分の素人技量では、お亡くなり状態の電源ユニットの復活は厳しいと分かったが、マザーボード(M/B)が生きていることが確認できた HP ProLiant MicroServer N36L だったので、「勿体ないじゃん!」と別の復活方法を模索したが、素直に代替可能な電源ユニットを探し交換することにした。
オリジナルの電源ユニット(DELTA DPS-150TBA 150W)についてチョイとググってみたところ、どうも MicroServer 専用品の様で、確かにコネクタも一般的な組み合わせではないこともあり素直に納得。
代替品の必要条件を整理してみると、
・物理サイズ : 80 x 150 x 40mm 程度
・+3.3V : 5A
・+5V : 10A
・+12V : 11A
・+5Vsb : 2A
・ペリフェラル4Pin(メス) : 5個程度
というところ。
ヤフオクを探してみたが、オリジナルの150Wと同程度の容量の電源ユニットだと、3.5インチHDD4台+αを動作させるのに必要な+12Vの出力(11A)が足りないものしか見当たらない。
より容量の大きいもので11A以上をサポートする中古品を、メジャーPCショップのWEBサイトからから探したが、これもなかなか良さそうなものが見つからず、北陸の方の会社のサイトで見つけた、
・SEASONIC SS-250SU : 81.5 x 150 x 40.6mm
・+3.3V : 14A(5A) +5V : 17A(10A) +12V : 18A(11A) -12V : 0.8A(-) +5Vsb : 2A(2A)
が良さそうだったので、オリジナルに近いケーブルの長い仕様のものをGetした。
注文から3日ほどで到着した電源ユニットを梱包から開封し、オリジナルの電源ユニットと並べてみた。(左が代替、右がオリジナル)
サイズは事前に調べて購入したので、「サイズが同じなのは、あたり前田のクラッカー!」と思いながらも、念のためにFANの方向から見てみると、
今回は「サイズも取付穴の位置もバッチグーよ!」と思いながらも、FANのビスは外してから本体に付けないとと、記憶力が衰えてきた昨今メモすることにした。
ただ、オリジナルの電源ユニットに、はペリフェラル4pinの出力コネクタが5個付いていたのだが、代替品には2個しかなく(その先にミニペリフェラル4Pinも1個)、別の電源ラインにSATA用の出力コネクタが2個、ATX12Vが1個という構成だったので、サイトを良く見てみるとコネクタ部の写真は掲載が無かったが、+12V(1):8A、+12V(2):14Aと書いてあり、2系統あるのが分かった筈なのだが、分岐コネクタや変換コネクタの持ち合わせは無かったような気が・・・・
最低でも2台のHDDトレイには電源が供給できるので、動作確認上は問題ないとして先に進むことにした。
購入時に販売元に確認をしたところ、中古品ではあるが、ありがたいことに出荷前にはテスタで出力を確認しているとの事なので、輸送中の事情による初期不良の可能性は少ないと考え、、そのまま電源ユニットを取付けることにした。
まずはメモを読み返し、電動FAN下側(外側)の取付ビス2本を外した後、本体のフロント側から押し込むと、ガイドレールに当たることもなく、すんなりとオリジナルと同じ所定の位置納まった。
オリジナルより多く長いケーブル類が邪魔して良く見えないが、オリジナルの電源ユニットの位置に納まった代替電源ユニット。
納まりにニンマリとしながら本体リア側に廻り、電源ユニット固定用のトルクスビスを、フロント扉内側に付属の専用レンチで締めて固定した。
代替品の電源ケーブルコネクタのプラスチック部分が、オリジナルよりやや小振りだった関係で、コネクタの左側が空いて見えるのはご愛嬌。
電源ユニットからは、M/Bへの24Pin、HDDバックパネルから出ているペリフェラル4Pinへ、それぞれのケーブルをオリジナルのルートで配線し接続した。
本体上側内部での結線部は、オリジナルよりも配線が長く本数も多いので、ゴチャゴチャとした印象だが、動作確認が済んだら整理することに。
その後、HDDバックパネルからのSASケーブル、リアの電動FANからの電源ケーブル、フロントパネルからのUSBケーブル(2個)と電源ボタン&LEDからの18Pinコネクタを繋ぎながら、M/Bをガイドレールに沿って押し込み、所定の位置に納まったらブルーの固定ネジを廻して固定する。
この時、「何故SAS仕様のケーブルが?」とこの時あらためて疑問に思い、HPのサイトから仕様を確認してみたが、MicroServer は標準仕様ではSASのHDDをサポートしていない様子。
それじゃあと、4つのHDDマウンタを外してコネクタ部を見てみると、バックパネルのコネクタはL型の折り返しのない、一直線のSAS仕様だった。
復活したら、SASのHDDを取付けて、起動をBIOSが認識するか試してみようかと思いながら、外したパネルの組み立てをした。
これで交換作業は無事に完了、予想に反してすんなりと収まってしまったので、ある意味で拍子抜けの状態。
それではと、キーボード、モニタの必要最低限の周辺機器と電源ケーブルを繋ぎ、お約束の【復活の呪文】を唱えPower ON することに。
画面に文字が表示され、HPのロゴが画面一杯に表示され無事に起動した。
次回は、HDDを取付けてOSのインストるをしてみる予定。
オリジナルの電源ユニット(DELTA DPS-150TBA 150W)についてチョイとググってみたところ、どうも MicroServer 専用品の様で、確かにコネクタも一般的な組み合わせではないこともあり素直に納得。
代替品の必要条件を整理してみると、
・物理サイズ : 80 x 150 x 40mm 程度
・+3.3V : 5A
・+5V : 10A
・+12V : 11A
・+5Vsb : 2A
・ペリフェラル4Pin(メス) : 5個程度
というところ。
ヤフオクを探してみたが、オリジナルの150Wと同程度の容量の電源ユニットだと、3.5インチHDD4台+αを動作させるのに必要な+12Vの出力(11A)が足りないものしか見当たらない。
より容量の大きいもので11A以上をサポートする中古品を、メジャーPCショップのWEBサイトからから探したが、これもなかなか良さそうなものが見つからず、北陸の方の会社のサイトで見つけた、
・SEASONIC SS-250SU : 81.5 x 150 x 40.6mm
・+3.3V : 14A(5A) +5V : 17A(10A) +12V : 18A(11A) -12V : 0.8A(-) +5Vsb : 2A(2A)
が良さそうだったので、オリジナルに近いケーブルの長い仕様のものをGetした。
注文から3日ほどで到着した電源ユニットを梱包から開封し、オリジナルの電源ユニットと並べてみた。(左が代替、右がオリジナル)
サイズは事前に調べて購入したので、「サイズが同じなのは、あたり前田のクラッカー!」と思いながらも、念のためにFANの方向から見てみると、
今回は「サイズも取付穴の位置もバッチグーよ!」と思いながらも、FANのビスは外してから本体に付けないとと、記憶力が衰えてきた昨今メモすることにした。
ただ、オリジナルの電源ユニットに、はペリフェラル4pinの出力コネクタが5個付いていたのだが、代替品には2個しかなく(その先にミニペリフェラル4Pinも1個)、別の電源ラインにSATA用の出力コネクタが2個、ATX12Vが1個という構成だったので、サイトを良く見てみるとコネクタ部の写真は掲載が無かったが、+12V(1):8A、+12V(2):14Aと書いてあり、2系統あるのが分かった筈なのだが、分岐コネクタや変換コネクタの持ち合わせは無かったような気が・・・・
最低でも2台のHDDトレイには電源が供給できるので、動作確認上は問題ないとして先に進むことにした。
購入時に販売元に確認をしたところ、中古品ではあるが、ありがたいことに出荷前にはテスタで出力を確認しているとの事なので、輸送中の事情による初期不良の可能性は少ないと考え、、そのまま電源ユニットを取付けることにした。
まずはメモを読み返し、電動FAN下側(外側)の取付ビス2本を外した後、本体のフロント側から押し込むと、ガイドレールに当たることもなく、すんなりとオリジナルと同じ所定の位置納まった。
オリジナルより多く長いケーブル類が邪魔して良く見えないが、オリジナルの電源ユニットの位置に納まった代替電源ユニット。
納まりにニンマリとしながら本体リア側に廻り、電源ユニット固定用のトルクスビスを、フロント扉内側に付属の専用レンチで締めて固定した。
代替品の電源ケーブルコネクタのプラスチック部分が、オリジナルよりやや小振りだった関係で、コネクタの左側が空いて見えるのはご愛嬌。
電源ユニットからは、M/Bへの24Pin、HDDバックパネルから出ているペリフェラル4Pinへ、それぞれのケーブルをオリジナルのルートで配線し接続した。
本体上側内部での結線部は、オリジナルよりも配線が長く本数も多いので、ゴチャゴチャとした印象だが、動作確認が済んだら整理することに。
その後、HDDバックパネルからのSASケーブル、リアの電動FANからの電源ケーブル、フロントパネルからのUSBケーブル(2個)と電源ボタン&LEDからの18Pinコネクタを繋ぎながら、M/Bをガイドレールに沿って押し込み、所定の位置に納まったらブルーの固定ネジを廻して固定する。
この時、「何故SAS仕様のケーブルが?」とこの時あらためて疑問に思い、HPのサイトから仕様を確認してみたが、MicroServer は標準仕様ではSASのHDDをサポートしていない様子。
それじゃあと、4つのHDDマウンタを外してコネクタ部を見てみると、バックパネルのコネクタはL型の折り返しのない、一直線のSAS仕様だった。
復活したら、SASのHDDを取付けて、起動をBIOSが認識するか試してみようかと思いながら、外したパネルの組み立てをした。
これで交換作業は無事に完了、予想に反してすんなりと収まってしまったので、ある意味で拍子抜けの状態。
それではと、キーボード、モニタの必要最低限の周辺機器と電源ケーブルを繋ぎ、お約束の【復活の呪文】を唱えPower ON することに。
画面に文字が表示され、HPのロゴが画面一杯に表示され無事に起動した。
次回は、HDDを取付けてOSのインストるをしてみる予定。
2015-02-14 16:51
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TFX電源は85x175x65mm がスタンダードらしいですので
ATX電源外付けが安く上がりそうですね
Fanピンアサイン参考になりました。感謝します
by ヤマ (2019-03-23 09:19)