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Acer Aspire easyStore H342にAthlonマザーボードを組込む [easyStore H342]

以前中古で購入し、お約束の Windows Home Server マシンとして使っていた、Acer Aspire easyStore H342 が突然機嫌が悪くなり、クライアントPCからのリモート操作にも完全に【シカト】状態。

easyStore シリーズはサーバー専用設計の様で、仕様としてモニター出力が無いのがこんな時にはかなり不便だと思いつつ H342 本体に近づき良く見ると、派手な電源LEDも点いていなければ、普段騒がしい電源FANも廻っていないのが一目瞭然。

これは、マザーボードか電源ユニットの障害かと推測しつつ、先ずは分解して内部を確認したところ、幸い焦げ臭い匂いはしなかったので、お亡くなりになったパーツの交換で済みそうだと、ややホッとして一通り内部を確認。

はじめに、入口側の電源ユニットをチェックすべく、FlexATX電源もどき(出力ケーブルがeasyStore シリーズ専用)の20PINコネクタの13&14番PINをショートさせてみると、電源FANは廻りはじめ、各端子にも電圧が掛かることをテスターでチェックし確認。(参考:電源ユニットの単体試験方法

原因はマザーボードと推定し、どうしたものかと思案。

日頃の利用の中で、
・ Windows Home Server V1 の機能には未練が残る
・ Windows Home Server 2011 も使ってみたい (入手はしていて試用はしていたが・・・)
という気持ちもあったのだが、64bitオンリーの WHS 2011 を動かすには、如何せん Atom D510 と2GBのメモリーでは力不足と放って置いたのだが、流石に使えないとなると何かしない訳にはいかない。

財布の中身と相談し、リーズナブルな復活の方法を検討しWEBをググってみたところ、似たような発想をする方が多く居て事例も豊富にあったので、
・ H342 はmini-ITXケースとして再利用(実はデザインや大きさはお気に入りた)
・ CPUには旬?のCeleronかAthlonあたりの現行製品を採用(Socket AM1ならCPU交換も可能だね)
・ 採用したCPUに対応した身の丈に合ったマザーボードを選定(SATA4ポートは必須でしょ)
という、H342の特徴を維持しながら自分のスケベ心も取込んだ方針を設定し、
・ CPU : Athlon 5150(AMD Kabiniコア)
・ M/B : AM1B-ITX(ASRock mini-ITX)
に換装して再利用を図ることに決定。

マザーボードを並べてみる。
IMG_0720.jpg

+ドライバーでビス4本を止め、簡単にトレイに取付け完了。
IMG_0723.jpg

今回電源ユニットはオリジナルを継続使用するので、HDDのバックパネルもオリジナルを利用するのだが、SATAコネクタがM/Bの先端部にあるので、オリジナルのSATAケーブルでは数センチ届かず、今回M/Bの交換に伴いSATA3仕様のケーブルに交換。(25cm程度で十分なのに45cmは長過ぎ)
IMG_0727.jpg

AM1B-ITXのSATAコネクタは4個あるが、内2個はCPU内臓のコントローラの管理で、他の2個はM/Bのコントローラで管理がされているので、4台のHDDをRAID管理したい場合などは工夫が必要。

また先人の教えに則り、バックパネルにSATA電源を供給するためには5Vの電源電圧(Vcc)が必要(感謝:m(__)m)とのことなので、ジャンク品のケーブルやコネクタから作成。
IMG_0735.jpg

割とスマートに納まった。
IMG_0736.jpg

続いて電源ボタンからの配線だが、これも先人の教えに則り、フロントパネルから伸びている2mmピッチ16pinコネクタから、PWRSWとGNDの配線をピン配列変換ケーブルを使って取出す。
IMG_0741.jpg

取出したPWRSWとGNDの配線を、M/Bの当該コネクタに接続。
IMG_0742.jpg


あとはM/Bの取説を良く眺めて、ケーブルやメモリ(死蔵中のPC3-10660 2GB*2枚)などを正しく取付け、最低限PCとして起動する状態にし、万一のことを考えケースのカバーは外した状態で電源ON。

電源が入り、無事にIPLしたので「よっしゃぁ!」と思わず叫ぶが、電動FANの音がかなり煩わしい。

H340 のフロントパネルには、他にもパワーやHDDアクセス用のLEDがある、この配線は今回放置状態で壊れる前までの華麗さが失われた状態。

今後フロントパネルの配線と必要部品情報を整理し、秋葉あたりで購入の際に低騒音FANも一緒に段取りをする予定。


次回 : Windows Home Server 2011 を導入する
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